真実のしずく 8
夜の驚嘆の果実を味わうことのない人は、他者を長い期間養っていくことはできない。
天国は、アッラーの人々への愛情のしるしである。
神に至るためのブラーク(預言者ムハンマドがミアラージュの際にそれに乗られ天に昇られた乗り物)とは、イフラースである。
バラにすらとげはある。人がバラの香りを感じることなくとげにこだわるのは、いくらかは彼自身の魂にあるとげのせいである。
苦しみは、一方では非常に重要なドゥアーであり、また一方では人を行動に移させるとても力強い発電機である。
マァリファ(アッラーをその特性や美名と共に知ること)へと至る道は、理論においては知識、実践においては崇拝行為を通っている。
クルアーンは、ただアラビア語をよく知っている人たちではなく、同時にアッラーとの結びつきが強い人たちが理解する。
大きな意志を持つ人たちの、行動における不足を理解することは不可能である。
良い徳によってのみ到達できる地位が存在する。
文章の中でとどまってしまい、実際に現れる部分に浸透してこない知識のかけらは、何の役にも立たない。
真の信者とは、同時に、許すことのできる人でもある。
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