たどり着く

頭にはしもべとしての水晶の冠が、
はるかかなたまで、しもべとして、たどり着きました。
今私は、あなたの扉前に侍り、いつもあなたを必要としております。
どうか扉を開け、私の手をお取りください。私はようやく参りました。

限り無い喜びの中で神秘の力を感じます。
あなたに向かって走り行く時、駆け出す者たちは、何度もためらいながら、
希(こいねが)いつつ、あなたを目指します、うちひしがれて。
どうか扉を開け、私の手をお取りください、私はとうとう参りました。

恐れはもうどこにもありません、近くにも遠くにも、
すべてを解き明かし、朽ち果てさせる土からも、
けれど、ただ一つ不安があります、それは終着駅でのこと、
どうか扉を開け、私の手をお取りください。わたしは参りました。

限り無い宇宙空間のような思い、考えが、
人には何とも絶えられない苦しみが、
すべての女しもべたちは希いつつ、
どうか扉を開け、私の手をお取りください。わたしは参りました。

音を下さい、彼方からの調べが感じられますように、
旋律が魂に流れ込み、満たされますように・・
迷う者達は、迷いを見出せますように、
どうか扉を開け、私の手をお取りください。わたしは参りました。

夜明けが砂漠に訪れますように、
あらゆる地で、運命が開かれますように・・
誕生をほのめかすとばりの彼方から、
どうか扉を開け、私の手をお取りください。わたしは参りました。

光り輝く丘から生まれ、吹きそよぎ、
あなたの御名が(モスクの)円屋根から聞こえ来る時、
その美しい尖塔から移り行く時、
どうか扉を開け、私の手をお取りください。わたしは参りました。

私がどんなに遠くに離れても、あなたはいつも私のそばに、
私のすべてをあなたの御光で、満たして下さいました。
あなたともにいるだけで、私の日々は輝きました。
扉を開け、私の手をお取りください。わたしは参りました。

投げ縄が首に巻きつけられたように、私の魂はうめき、
どうか私の心に疑いのない信仰を整えください。
あなたは私の心をご存知であられます、お救いください。
どうか扉を開け、私の手をお取りください。わたしは参りました。

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